名京の旅人 第1話

―某日 某所―
??(主人公)「おい、何をする やめろ、やめろー!」
??「フフフ 罰の時間だ」
??(主人公)「ギャー!」

―羽島市某所―
・・・ ここはどこだ? 私は誰だ
鉄道関係者だったことと年齢は記憶にあるのだが・・・
ダメだ 鉄道関係者だったことと年齢しか思い出せない
・・・ ここからどうすればいいんだ
ん? 誰か来たか・・・
達也「あれ ここら辺では 見たこと無い奴だな 名前を教えてくれよ」
??(主人公)「俺 どうやら記憶喪失でよ・・・」
達也「わかった なら 俺の家 こいよ」
??(主人公)「いいのか なら ありがたく」

―福寿 達也の家―
??(主人公)「俺は記憶喪失と言ったな ただ、覚えていることがちょっとあるんだよな・・・それは、鉄道関係者であったこと そして俺は28歳だということだ」
達也「なるほどな・・・ 名前をどうしようか・・・」
困った問題だな 名前が無いと確かに不便だからな
達也「そうだ! 『羽島 大弥』なんてどうだ?」
大弥「いい名前だな! ところでお前の名前は?」
達也「そういえば 忘れてたな 俺は『福寿 達也』だ そういえば鉄道関係者だったことは記憶にあると言ったな?」
大弥「そうだが」
達也「んじゃ 鉄道旅に出るか 手がかりも見つかりそうだし」
大弥「その手があったのか」
鉄道旅・・・いい方法だな
しかし、この世界 鉄道は尋常じゃないほどたくさんの会社がある 仮に俺がいた会社を特定するにしても厄介になるだろう
さて、当てはあるのやら
それよりも ここはどこだ?
大弥「今さらだが ここはどこだ」
達也「羽島ってところだな JRの岐阜羽島や名京鉄道の名京羽島などが近くにある」
大弥「そうか」
達也「明日 早速旅にでないか」
大弥「いいぜ」

―翌日 名京羽島駅―
達也「というわけで 名京羽島駅に来たが・・・見覚えはあるか・・・」
大弥「知らないな」
達也「そうか・・・名京鉄道 片っ端から乗るか」
なるほど 片っ端からか 時間はかかるかもしれないが やむを得ないだろうな
大弥「わかった」

備考

??(主人公)と大弥は同一人物