東日鉄D 第4話

上総 春馬(6000系後期車)VS常川 竜也(9000系)

  • バトル前日 上総家

春馬「うーむ」

春樹「常川 竜也か 相当強いヤツとここで当たってしまうか… 全力でやって来い」

ピンポーン

誰か来たな

春馬「なんだ って始か」

始「明日がバトルなのか 春馬 お前が勝ったら 列車の運転免許とろうと思う」

春馬「いくらなんでもやめてくれよ それはそれで 敗北フラグになるって」

始「主人公補正とやらがあるから良いでしょ」

うわー メタいな…

 

  • バトル当日 外川駅

竜也「雄太 前から考えていたんだが D仕業で負けるときが来たら引退しようと思う」

雄太「え? こんなときにやめてくれよ そんな話 兄貴が絶対に負けるわけがない」

おいおい 相手も敗北フラグ立てるのかよ

竜也「ちゃんと聞いてくれ 俺はD仕業をやめる気はない 最前線を退く程度で違った形でチームに参加する いずれ 俺らにも世代交代は必ずある だが まだ負ける気はない!」

審判「カウント行くぞ 5秒前…4…3…2…1…GO!!」

 

  • 愛宕町駅付近

春馬「チックッショー 張り付かれたままだ こうなったら何でもやってやる」

複線ドリフト使用

春馬「うそだろ 通じない 絶体絶命!!」

 

  • 銚子駅付近

手違いで非常ブレーキを使っちまった

ガタン キィィィィィィィィィ

春馬「抜かれてしまった どう巻き返すか」


  • 小見川~北小見川間

相手に抜かれたが差が思いっきりあいたわけでもなかった

春馬「なるほど 相手は同じくらいの速度で走ってるのかな」

まだ結構初期のほうだ

さあ 複線ドリフトが通じないこの状況

どう詰めるか

 

  • 香取~佐原間

春馬「さすがに10kmも進むと差が開いていくか」

おいおい ただでさえ銚子駅での非常ブレーキ使用によるタイムロスがあるのにこれは痛い

春馬「1閉塞でも2閉塞でもあいつと差を埋めなきゃな…」

それだけ結構な距離があいてるから困ったものだ

 

  • 高倉~久住間

突然 相手の挙動がおかしくなった

春馬「あれ 相手の走りがおかしい」

まさか 俺の手の内をすべてみようとしたのか?

春馬「これで勝利の可能性が見えてきた!!」

さて 仕掛けられそうなところは 我孫子からの複々線か?

さあ ここからどう出てくるか


  • 小林~木下間

春馬「ちゃくちゃくと差が埋まっている 俺のほうが早い」

確かにこっちが早い だが松戸までに埋まるか?

春馬「なあ6000後期車 どうすればいい? どうすれば松戸に相手より早く着く」

 

  • 我孫子~流山おおたかの森間

春馬「この手があった」

インからアウトに複線ドリフト!!

春馬「頼む 抜かせ 俺の6000後期車!!」

 

  • 南流山~松戸駅

春馬「ようやく…抜かせた!!」

相手との差は失速していったのだろうか、逆にどんどん開いていき

パアン

相手の断流機から何故か音がした

春馬「俺が先にゴールだ!!」

 

  • 松戸駅

竜也「おい いったい誰が俺の敗北フラグを立てたんだ(怒)」

雄太「兄貴 悪かった やめてくれ」

バゴン

雄太「枕木で殴るとか痛いよ 兄貴」

つーか 枕木はどっから沸いた

良一「なあ隆二 お前9000系が勝つと予想しただろう 俺は6000系が勝つと予想し当てた 当てたほうの指示を聞く約束だったよな(威圧)」

隆二「しまった 忘れてた!!」

何やってたんだ東京ビッグループは

春馬「さて 場がやばいので帰るか」

明「いたいた 春馬 勝利記念に飲みに行くか?」

始「松住先輩がもう予約入れちゃったからな いこうぜ」

おいおい いくらなんでも今日はもう寝させて…

明「全部俺がおごるからな」

春馬「いいんですか 行きます行きます」